忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/02/12 13:18 |
自分と他人
普段から私は自分をインドアと自認しているわけですが、珍しく昨日はアウトドアでバーベキューなんぞをしてみて、案の定、太陽の光にやられて軽い日射病になってしまいました。
頭は痛いし気分は悪くなるしで辛かった。小学校からやり直してこい、みたいな初歩的な準備が足りなかった。次は帽子ちゃんとかぶります…。

今日はプラネテスというアニメDVDの最終巻を観たのですが、なかなか考えさせられました。
自分と他人の垣根は高いな、と。
私はどこかで他人とは最終的にはわかり合えないと思っている部分があって、もちろんコミュニケーションは取れるし相手の考えを理解もできるけど、結局は相手の境遇を自分が体験したことない事柄に関しては想像が及ばないと思うんですね。
それは身近な家族でも友人でもそうで、その誰かの人生を言葉でトレースすることはできても、体験はできない。言葉には嘘が含まれていることもあるし、理解の仕方も結局は自分自身の感覚とかものの考え方に引きずられる。
だからって他人と断絶していたいとか、自分は孤独だとかそういうことを言いたいんじゃなくて、分からないから理解する努力はいつでも必要だな、と思ったりする。誰に対しても。
とはいえ、最終的には回帰して他人に自分のこと理解してもらえるはずがないし、他人のことを自分は理解できないと思ってしまう。これって防衛反応なのか…。
結局何が言いたいかは自分でもわからないけど、プラネテスは最後まで観ると自分はどうなんだろうって考える場面は沢山ありますよー。
何事も自分次第。心の持ち方ひとつです、って台詞もあることですしねー。

そうだ、子爵or子爵夫人問題について。
原作にあるとおり、子爵夫人という称号の使い方をねじ曲げることはやはり無理という結論に達しました。
というのも、主人公はいいけどヴェストパーレ男爵夫人やグリューネワルト伯爵夫人を、ヴェストパーレ男爵、グリューネワルト伯爵とはどうしても呼べないからです。
○爵夫人とい用語には、銀河帝国における貴族女性の微妙な立場を匂わせるニュアンスがあって、これを削りたくないと感じました。
主人公は若くて夫人という年頃ではありませんが、貴族女性の有爵者に対する敬称として夫人がつくととらえて頂ければと思います。

拍手やメッセージありがとうございます!
いつもお力頂いております。
今はなんだかインプット期みたいでアウトプット滞ってますが、連休中には更新します!

拍手[24回]

以下、メッセージお返事です。
お返事遅くなってすみません!

27日
>ゆうちゃん様
すみません、ユダヤ教に関しては知識が足りないので的外れな発言をするかもしれません。
地球教の教義は(表向き)人類皆兄弟、母なる地球回帰で、ユダヤ教が改宗者を歓迎する風潮からみて全ての人間を地球教徒予備軍とみなして教義を広める、といった方向性なら共通点があるかもと思います。
地球教がどのように生じたかをおってみると、地球統一政府が昔の特権的地位の栄光復活を夢見たという記述があるのですが、つまり地球統一政府が旧植民星に対して搾取していたこと→地球企業や政府うはうはという部分が選民思想ということでしょうか。
私は地球教幹部にこの類の地球万歳、栄光回帰思想が残っていたという考え方には懐疑的で、地球そのものより既に地球教という組織に目的がシフトしていたと思っているので、あんまり地球教の成立経緯にまで考えが回らないようです。
ルドルフが北欧神話を~のあたりは、帝国がドイツ語風の姓名を採用したというのと同じ、作者の小道具仕立ての一種で、突っ込むとほこりしかでない類と思っています。地球教もそうなのかも(笑)
マリアテレジアのご紹介ありがとうございます。さすがに彼女ほどの地位にはなりそうもありませんが、今後とも子爵令嬢あらため女子爵もしくは子爵夫人をよろしくお願い致します。
メッセージありがとうございました!


28日
>利巳様
誤変換ご指摘の後にすぐ訂正させていただきました。今後も何かありましたらお知らせ下さると嬉しいです。ありがとうございました!

>タダ見様
タダ見様のお時間を楽しいものにできたこと、嬉しく思います。時間泥棒の腕前上げられるように精進します。
マイペースに続けていきますので、今後もよろしくお願い致します。
メッセージありがとうございました!


29日
>通行人B様
ご意見ありがとうございます。
もちろん、言語差によって生じた用語の問題であることは承知しております。ただ、原典至上主義じゃないけど原作の言葉遣いをねじ曲げるのは躊躇いがあるんですね。それで、本日のmemoにあるような事を感じたので、今後も子爵夫人という名称は利用していきたいと思っております。


>こぶた様
すごく素敵なアイディアありがとうございます!
思わず採用!と飛びつきたくなったりもしたのですが、ちょっと今後の展開の関係上、そうしてしまうと色々と不都合がありまして…。あと、ブラウンシュヴァイク公爵家およびヴィーゼ伯爵家関連で社交界では名が売れているので、フェザーン商人で帝国貴族事情に疎いとかない限り、主人公が女性であることを知らない貴族や商売人は稀なのではないかなーとも思いまして、すごく勿体ないと思いつつ今回はアイディアの利用を見送らせていただきました。
でも、こういうことありそう…と私も納得の展開でした。考えて頂けて本当に嬉しいです!

リッテンハイム侯爵と祖父様の言い争いは、互いに面と向かって言い合うかはともかく、どこかでそういう火花散らす場面はあったのではないかと推測します。侯爵も血縁のことだけじゃなくて、将来有望な子爵領を引き寄せておきたいとか、そういう目論見もあったかもしれないので、俺の血縁と吹聴することもあったと思うんですね。一方の祖父様は後から出てきて余計なこと言うなって、思うに違いないですね(笑)
そういうやり取りがあったかもしれない、ということを念頭にお話書いていきたいと思います。
メッセージありがとうございました!

>あんこの木選別職人様
勝手にこのお名前で返信してすみません。あんこの木選別のメッセージは物凄くインパクトがあったので、とても覚えやすかったりしてます(笑)
子爵夫人という名称に関しては、書いた通り原作重視で原作と同じ用法とし、その上で、いずれ説明差し込んで未婚女性でも有爵者には~って説明しようと思います。
軍人連中や官僚ズが閣下と呼ぶ理由についても、どこかで話ができればな、と。
彼らのやりとりを色々とご想像頂けているみたいで、会話を読んで私も楽しませてもらいました。そのうち彼らの短編を書こうと思っているのですが、なんだかこういう軽妙な応酬が自分の中でデフォになりつつあります。
令嬢と彼らの関係を補完できればな、と目論みつつ。
ツボを沢山ついたメッセージに色々書きつつ、文末に返信不要という文字を見つけてしまいましたが、今回はそのままお返事させてください(笑)
メッセージありがとうございました!


>SOUL様
いつもお読み下さってありがとうございます。
令嬢とエリザベートの絡みについては、この先ちょっとしたエピソードを用意しておりますし、短編のアイディアが固まっているのでそのうちお披露目することがありそうです。今は宿題溜まっているので、そちらを先に片付けたいと思っています…(反省)
食い意地から始まった事業は今後も子爵家の命運を左右するかも、というのは冗談ですが、拍手小話に端を欲したアレが、という話も出てくるかもしれません。
カールとヨハンナのいる日常の期間は短かったけれど、主人公の中には確かな足跡を残したと思っています。彼らのネタもあるんですけど…ほんと、宿題をちゃんとした形にしたいと思います。
メッセージありがとうございました!


PR

2010/05/02 23:34 | 雑記

<<子爵02-07更新 | HOME | あらためて>>
忍者ブログ[PR]