人間が最もリアリティを感じる瞬間って、『今』しかないと思うことがあります。
一瞬前のことさえも、過去となった瞬間に『今』と比べようもないほど遠ざかる。手の届かない場所になってしまう。
もちろん、記憶力さえあればその過去を『今』思い出すこともできるのですが、同じ時間を生きることは誰にも出来ないわけで。
過去の出来事って、まるで本の中のようなリアリティしかないなーと感じるのですが、実際にその時間を生きて語ることのできる人物に会うと、ようやくそれが本当にあった出来事なんだってわかる気がします。
まあなんでこんなことをいきなり書いているかというと、ヘールト・マック「ヨーロッパの百年(上・下)」という本を読んでいて、日常から過去へと辿っていく話に呑み込まれてしまったんですね。つまり、大いに影響を受けている状態です(笑)
100年というのは、1900~2000の間のことで、まあヨーロッパ(の特に西側諸国)がどう近代化して、戦争に二度も足を突っ込んで、そこに生きた人は何を思っていたかっていうのを著者が今(1999年)のヨーロッパを旅しながら、人と出会って語るって本です。
歴史の年表って出来事を一行で終わらせてしまうから、その背後には人の営みがあるんだということを、しばしば忘れかけてしまいますね。
まだ読み終わってないので、読破したらまた感想でも書きたいと思います。
日本の歴史としては大正時代がかなり好きです。大正ロマン。女の子はハイカラさん、モガ・モボが出てきて、でも日本帝国主義が台頭して、その後は金本位制や大恐慌で経済はボロボロに、戦争まっしぐらっていう密度の濃い時代。
政治・経済の動きを考えるとあんまり笑ってられないのですが、大正期日本の建築や文化はすごく心惹かれます。…詰め襟の書生さんとか。マント羽織ってたりするとなおよし。
関東大震災で倒壊してしまった、浅草凌雲閣とか見てみたかったです。
ずいぶんまとまりのない日記ですみません。
萌えも全然関係ないし!
とはいえ、「ヨーロッパの百年」は今後の創作にもとっても参考になりそうな話が沢山転がっていそうなので、寝る間を惜しんで読みたいと思います。
次の更新は、連休には一度すると思います。
g00と5万記念を一本。というあてにならない予告をしておきます。
(予告と内容が異なる場合がございます…)
ハロウィンは、できるといいですね!くらいの気持ちです。はい。
拍手やメッセージ、いつも励まされております。
ありがとうございます!
返信不要でメッセージ下さった方にも、御礼申し上げます。
勝手に簡易返信を行っておりますので、以下、お時間あるときにどうぞ!
一瞬前のことさえも、過去となった瞬間に『今』と比べようもないほど遠ざかる。手の届かない場所になってしまう。
もちろん、記憶力さえあればその過去を『今』思い出すこともできるのですが、同じ時間を生きることは誰にも出来ないわけで。
過去の出来事って、まるで本の中のようなリアリティしかないなーと感じるのですが、実際にその時間を生きて語ることのできる人物に会うと、ようやくそれが本当にあった出来事なんだってわかる気がします。
まあなんでこんなことをいきなり書いているかというと、ヘールト・マック「ヨーロッパの百年(上・下)」という本を読んでいて、日常から過去へと辿っていく話に呑み込まれてしまったんですね。つまり、大いに影響を受けている状態です(笑)
100年というのは、1900~2000の間のことで、まあヨーロッパ(の特に西側諸国)がどう近代化して、戦争に二度も足を突っ込んで、そこに生きた人は何を思っていたかっていうのを著者が今(1999年)のヨーロッパを旅しながら、人と出会って語るって本です。
歴史の年表って出来事を一行で終わらせてしまうから、その背後には人の営みがあるんだということを、しばしば忘れかけてしまいますね。
まだ読み終わってないので、読破したらまた感想でも書きたいと思います。
日本の歴史としては大正時代がかなり好きです。大正ロマン。女の子はハイカラさん、モガ・モボが出てきて、でも日本帝国主義が台頭して、その後は金本位制や大恐慌で経済はボロボロに、戦争まっしぐらっていう密度の濃い時代。
政治・経済の動きを考えるとあんまり笑ってられないのですが、大正期日本の建築や文化はすごく心惹かれます。…詰め襟の書生さんとか。マント羽織ってたりするとなおよし。
関東大震災で倒壊してしまった、浅草凌雲閣とか見てみたかったです。
ずいぶんまとまりのない日記ですみません。
萌えも全然関係ないし!
とはいえ、「ヨーロッパの百年」は今後の創作にもとっても参考になりそうな話が沢山転がっていそうなので、寝る間を惜しんで読みたいと思います。
次の更新は、連休には一度すると思います。
g00と5万記念を一本。というあてにならない予告をしておきます。
(予告と内容が異なる場合がございます…)
ハロウィンは、できるといいですね!くらいの気持ちです。はい。
拍手やメッセージ、いつも励まされております。
ありがとうございます!
返信不要でメッセージ下さった方にも、御礼申し上げます。
勝手に簡易返信を行っておりますので、以下、お時間あるときにどうぞ!
以下、拍手返信(簡易版です)
28日
>まるで駄めこ様
お祝いのお言葉ありがとうございます!
病むというのは健全ではないという相対的な状態を指すのであって、その点からいえばカイルは大層病んでいます(笑) そうじゃないと仕事できない、というのはご指摘の通りですね。
皇帝の「何も決めてやらぬ~」発言は、原作を補完したOVA的な皇帝のキャラ表現を踏襲した台詞でしたね。あれは見事な一言。それが遺言かよ!ってリッテンハイムは頭痛がひどくなったでしょう。
べー夫人、私はけっこう好きです。必死に生きてるし、彼女がアンネに多大な嫉妬を抱くのも理解出来ます。私はこんなに頑張ってるのに、あんな地味な地位も低い娘!って感じだったのでしょうね。
べー夫人にとって皇帝は憧れの人であって奉仕の対象であると同時に、自分自身の欲求やプライドを満足させる道具でもあったから、フリードリヒ4世はアンネと一緒に居る方が気楽(&少女趣味だから若い方がいいとか)だったのかもしれませんね。
サイト開設されるんですね、気が早いかも知れませんが、おめでとうございます!
もちろん、リンクして下さるのは大歓迎です! 当サイトはリンクフリーですし、貼って頂ければまた後日、改めてご挨拶に参ります。
開く時が一番大変(と私は思っておりますが)なので、まるで駄め子さまもご自愛下さい。
メッセージありがとうございました!
29日
>確かにホラー。ミステリなら事件が始まっている雰囲気です。危うくカイルが犯人になるところでしたが。
アンネが「良い子」役割を自ら選んで、犠牲ならぬ自己陶酔していたという話は、さもありなんと思います。陶酔というと言い過ぎかも知れないですが、ある種、他者を勝手に拒絶している部分があったのかな~と、あの影の人に徹するスタンスを見て思います。
キルヒアイスの行いが、彼女自身の鏡となったというご指摘は、目から鱗でした。そうすると、アンネは普段も赤毛君のことを重く感じていた、ということもありえますね。ラインハルトに対する感情としては、暗いものがあってもおかしくないと思っていましたが、キルヒに対しては感謝ばかりのような気がしていました。
>カイルは基本的に裏仕事人でダークなお人のようです。怖い怖い。
>カイル話の需要があると仰って頂けて、安心しました(笑)
28日
>まるで駄めこ様
お祝いのお言葉ありがとうございます!
病むというのは健全ではないという相対的な状態を指すのであって、その点からいえばカイルは大層病んでいます(笑) そうじゃないと仕事できない、というのはご指摘の通りですね。
皇帝の「何も決めてやらぬ~」発言は、原作を補完したOVA的な皇帝のキャラ表現を踏襲した台詞でしたね。あれは見事な一言。それが遺言かよ!ってリッテンハイムは頭痛がひどくなったでしょう。
べー夫人、私はけっこう好きです。必死に生きてるし、彼女がアンネに多大な嫉妬を抱くのも理解出来ます。私はこんなに頑張ってるのに、あんな地味な地位も低い娘!って感じだったのでしょうね。
べー夫人にとって皇帝は憧れの人であって奉仕の対象であると同時に、自分自身の欲求やプライドを満足させる道具でもあったから、フリードリヒ4世はアンネと一緒に居る方が気楽(&少女趣味だから若い方がいいとか)だったのかもしれませんね。
サイト開設されるんですね、気が早いかも知れませんが、おめでとうございます!
もちろん、リンクして下さるのは大歓迎です! 当サイトはリンクフリーですし、貼って頂ければまた後日、改めてご挨拶に参ります。
開く時が一番大変(と私は思っておりますが)なので、まるで駄め子さまもご自愛下さい。
メッセージありがとうございました!
29日
>確かにホラー。ミステリなら事件が始まっている雰囲気です。危うくカイルが犯人になるところでしたが。
アンネが「良い子」役割を自ら選んで、犠牲ならぬ自己陶酔していたという話は、さもありなんと思います。陶酔というと言い過ぎかも知れないですが、ある種、他者を勝手に拒絶している部分があったのかな~と、あの影の人に徹するスタンスを見て思います。
キルヒアイスの行いが、彼女自身の鏡となったというご指摘は、目から鱗でした。そうすると、アンネは普段も赤毛君のことを重く感じていた、ということもありえますね。ラインハルトに対する感情としては、暗いものがあってもおかしくないと思っていましたが、キルヒに対しては感謝ばかりのような気がしていました。
>カイルは基本的に裏仕事人でダークなお人のようです。怖い怖い。
>カイル話の需要があると仰って頂けて、安心しました(笑)
PR