私は胃腸が弱いので、秋冬には飲み物を冷蔵庫に入れず常温で飲みます。
牛乳なんかは冷やしますけどね。
それで、野菜ジュースをですね、今朝飲んで、パックを机の上に放置しておりました。さらに慌ててたので暖房を消し忘れまして。
ちょうど温風がパックに直撃コースだったみたいで…帰ってきて飲んだら、なんか酢みたいな味になっててリアル噴き出しそうに。アップルタイザーみたいな味で発酵してました(笑) 炭酸っぽいんだよー、野菜ジュースが!
健康によいのか悪いのわからなくなったので、結局捨ててしまいました。南無。
そういえば、鎌倉の鶴ヶ岡八幡の銀杏が倒れてしまったそうで。
もう次の秋には大銀杏の紅葉が見られないかと思うと寂しいです。
銀杏の葉っぱは二枚が一枚にくっついたように見えると、ゲーテさんは思ったそうで、男女の愛の引き合いにだしたものですが。
まあ銀杏の実が潰れた際の匂いは、なんとも芳しいものですが!
当サイトのアウィス艦長ゲーテ大佐が、本物のゲーテのごとくそんなロマンチストかどうかは謎です。
そうだ、アンネローゼの話をしようと思っていたのでした。
アンネローゼは、見る人から見れば玉の輿でしょう。貧乏貴族の子女が、一気にその顔と身体を(失礼)武器に伯爵夫人です。
とはいえ、アンネには何というか如才なさがあったのではないかと思うのです。
フリードリヒ4世がお手つきにした女は一夜妻を含め千人は下らないという原作の叙述があったので、なぜその千人の中から特にアンネは伯爵夫人になれたのか?というと、まあ顔と身体だけじゃなくて、性格にも何か惹かれるものがフリードリヒ4世にはあったのだろう、というわけです。
具体的に何が皇帝の御心を惹いたのかはわかりませんがね。
彼女の為人については謎が多すぎますね。
まあ、間違っても前向きで明るい社交的なタイプとは言えないでしょうが。
割と受け身で、他人のアクションに対して反応を返すコミュニケーションを好みそう。
誤解を受けても、黙ってるタイプ。あの人は悪くないの、私に悪いところがあるのだわ…と本気で言いそうな感じ。なので、宮廷内ではアンネの悪口がいっぱい飛び交っていると思う。
ある種の人々を苛つかせる性質っぽい。
要は善人という描かれ方なんでしょう、原作では。
彼女の立場であれば、隠遁生活でどこぞの没落貴族の子弟をかくまう以上のことは、たしかに充分に出来たはずです。
けれど、彼女は根からの高位の貴族でもないし、何かしら社会に対する義務感など持ちようがないのでは?
以下は私見ですが、彼女は一人の女性として幸せに暮らしたかったのでしょう。
温かな家庭で、ケーキ焼いて料理して夫を迎えて…そういう暮らしをしたかった。そいう平和の象徴としてアンネローゼという人物が設定されたのではないか。
だが、彼女の夢は後宮に入れられることで奪われてしまった。
ここで、銀河帝国の現体制および皇帝という敵が浮かび上がる。そしてラインハルトが簒奪を企てる。
そういう筋書きのための登場人物であって、彼女の意思は作者さえも無視してたのではないかな~と思うことがあります。
つまり、彼女はプレイヤーになることを拒否したキーパーソンという感じでしょうか。
自分の立場に甘えているといえばそうだったのでしょうし、それが彼女の身の処し方だったのだ、といえば最悪なものでもないでしょう。
事態を自ら悪化させもしなかったが、改善もしなかった。それがアンネローゼかと思います。
個人レベルでは良い人だと思います。国家レベルでは、彼女自身の能力が発揮される場面は、惜しい事ながら殆どなかった、という見方を私はしています。
うーん、明日へ続く…かも。
拍手やメッセージ、いつも励みになります。
ありがとうございます!
牛乳なんかは冷やしますけどね。
それで、野菜ジュースをですね、今朝飲んで、パックを机の上に放置しておりました。さらに慌ててたので暖房を消し忘れまして。
ちょうど温風がパックに直撃コースだったみたいで…帰ってきて飲んだら、なんか酢みたいな味になっててリアル噴き出しそうに。アップルタイザーみたいな味で発酵してました(笑) 炭酸っぽいんだよー、野菜ジュースが!
健康によいのか悪いのわからなくなったので、結局捨ててしまいました。南無。
そういえば、鎌倉の鶴ヶ岡八幡の銀杏が倒れてしまったそうで。
もう次の秋には大銀杏の紅葉が見られないかと思うと寂しいです。
銀杏の葉っぱは二枚が一枚にくっついたように見えると、ゲーテさんは思ったそうで、男女の愛の引き合いにだしたものですが。
まあ銀杏の実が潰れた際の匂いは、なんとも芳しいものですが!
当サイトのアウィス艦長ゲーテ大佐が、本物のゲーテのごとくそんなロマンチストかどうかは謎です。
そうだ、アンネローゼの話をしようと思っていたのでした。
アンネローゼは、見る人から見れば玉の輿でしょう。貧乏貴族の子女が、一気にその顔と身体を(失礼)武器に伯爵夫人です。
とはいえ、アンネには何というか如才なさがあったのではないかと思うのです。
フリードリヒ4世がお手つきにした女は一夜妻を含め千人は下らないという原作の叙述があったので、なぜその千人の中から特にアンネは伯爵夫人になれたのか?というと、まあ顔と身体だけじゃなくて、性格にも何か惹かれるものがフリードリヒ4世にはあったのだろう、というわけです。
具体的に何が皇帝の御心を惹いたのかはわかりませんがね。
彼女の為人については謎が多すぎますね。
まあ、間違っても前向きで明るい社交的なタイプとは言えないでしょうが。
割と受け身で、他人のアクションに対して反応を返すコミュニケーションを好みそう。
誤解を受けても、黙ってるタイプ。あの人は悪くないの、私に悪いところがあるのだわ…と本気で言いそうな感じ。なので、宮廷内ではアンネの悪口がいっぱい飛び交っていると思う。
ある種の人々を苛つかせる性質っぽい。
要は善人という描かれ方なんでしょう、原作では。
彼女の立場であれば、隠遁生活でどこぞの没落貴族の子弟をかくまう以上のことは、たしかに充分に出来たはずです。
けれど、彼女は根からの高位の貴族でもないし、何かしら社会に対する義務感など持ちようがないのでは?
以下は私見ですが、彼女は一人の女性として幸せに暮らしたかったのでしょう。
温かな家庭で、ケーキ焼いて料理して夫を迎えて…そういう暮らしをしたかった。そいう平和の象徴としてアンネローゼという人物が設定されたのではないか。
だが、彼女の夢は後宮に入れられることで奪われてしまった。
ここで、銀河帝国の現体制および皇帝という敵が浮かび上がる。そしてラインハルトが簒奪を企てる。
そういう筋書きのための登場人物であって、彼女の意思は作者さえも無視してたのではないかな~と思うことがあります。
つまり、彼女はプレイヤーになることを拒否したキーパーソンという感じでしょうか。
自分の立場に甘えているといえばそうだったのでしょうし、それが彼女の身の処し方だったのだ、といえば最悪なものでもないでしょう。
事態を自ら悪化させもしなかったが、改善もしなかった。それがアンネローゼかと思います。
個人レベルでは良い人だと思います。国家レベルでは、彼女自身の能力が発揮される場面は、惜しい事ながら殆どなかった、という見方を私はしています。
うーん、明日へ続く…かも。
拍手やメッセージ、いつも励みになります。
ありがとうございます!
以下、拍手返信
8日
>こぶたさん
アンネローゼに対して、恐らくこぶたさんの周囲の方が抱かれる印象は、割と多くの方にも共通しているかと思います。かくいう私も、同じことを思うこともあります。たぶん、彼女にはもどかしさを感じるんですよね。彼女がこうしていたら~ということが、幾つかありますしね。
個人的に、彼女は自身が皇帝の寵姫となったことに対して、あまり悲しみなどは表現してなかったように思われます。あれは勝手にラインハルトやキルヒアイスが義憤に駆られていただけで、本人は割と、仕方ないよね、という雰囲気だったという妄想なんですが(笑)
うーん、どうも彼女には主体性が乏しいというか、他人が良ければ自分もそれでいい、という受け身全開なノリで、いまいち掴めません。
押しつけがましくないところとか、一歩ひいた謙虚さとか、そういうのは貴重な性質だと思うのですが、どうもそれが生かされた場面描写が乏しすぎた、ということでしょうか。
いずれ子爵本編にもアンネが出ることがあるかと思いますが…こんなつかみ所のない印象で大丈夫かと私も思います(笑)
メッセージありがとうございました!
9日
>ユリウス君! の方
叫びをありがとうございます。ユリウス君登場までは暫くお待ち下さい(笑)
>QED様
ためになるご意見ありがとうございます。
ちょっと後日、改めてmemoで取り上げたいと思っています。
幾つか他の方にもご意見頂いておりますので、それを総合して考えてみたいんですね。
私もQED様のご意見に、おおむね同意するものです。
ただ、ならばラインハルトの軍事関連知識は自助努力で得たのか?という疑問が生じて、それだとラインハルトやキルヒアイスは途方もない天才、ということになります。
幼年学校卒ですぐに任官可能だった背景には、やはり貴族特権もありますし、皇帝の手心があることも間違いないとは思うのですが、知識に関しては特権で済む問題でもありませんし…。
自分の家で戦術論読んでるシーンがOVAにありましたが、そんなので艦隊指揮できるなら士官学校いらんわ、という風になりそうなので、その辺の整合性をつけたいなーと、幼年学校のあれこれについて考えている次第です。
つまり、ラインハルトが正規の中央軍で出世出来る軍人としてやっていくためには、幼年学校の教育課程の軍事教育の割合がある程度高くなければ、なんともおかしなことになる、という訳です。
主人公補正なんでしょうかね…。
とりあえず、お返事はまた後日改めていたしますね。
メッセージありがとうございました!
>霞月様
そうなんですよね、幼い頃に箱庭入りしていない限り、ラインハルトの友人になるハードルは途方もなく高いんですよね…。
片方が行けなかったら…というご想像は、本当にその通りだと思います。ラインハルトは絶対に一人で行かないと思う(笑) お前が行けないなら、俺も行かない!と言う場面が思い浮かびます。
本編二部04で、二人が令嬢から手紙を受け取る場面。手紙には連名の宛名にしてあります。
あそこ、おのおのに一通ずつ誘いの手紙を出すか否か迷ったんですね。あなたたち二人を個人的に誘っているんだよ、っていう趣旨で分けて手紙を出すのが普通だと思うんです。
けれど、連名になっているのは二人一緒じゃないと来ないだろうと考えたからです(笑)
まあ令嬢とラインハルトとキルヒアイスの交友がどうなるかは、本編をお待ち下さいませ!
メッセージありがとうございました!
8日
>こぶたさん
アンネローゼに対して、恐らくこぶたさんの周囲の方が抱かれる印象は、割と多くの方にも共通しているかと思います。かくいう私も、同じことを思うこともあります。たぶん、彼女にはもどかしさを感じるんですよね。彼女がこうしていたら~ということが、幾つかありますしね。
個人的に、彼女は自身が皇帝の寵姫となったことに対して、あまり悲しみなどは表現してなかったように思われます。あれは勝手にラインハルトやキルヒアイスが義憤に駆られていただけで、本人は割と、仕方ないよね、という雰囲気だったという妄想なんですが(笑)
うーん、どうも彼女には主体性が乏しいというか、他人が良ければ自分もそれでいい、という受け身全開なノリで、いまいち掴めません。
押しつけがましくないところとか、一歩ひいた謙虚さとか、そういうのは貴重な性質だと思うのですが、どうもそれが生かされた場面描写が乏しすぎた、ということでしょうか。
いずれ子爵本編にもアンネが出ることがあるかと思いますが…こんなつかみ所のない印象で大丈夫かと私も思います(笑)
メッセージありがとうございました!
9日
>ユリウス君! の方
叫びをありがとうございます。ユリウス君登場までは暫くお待ち下さい(笑)
>QED様
ためになるご意見ありがとうございます。
ちょっと後日、改めてmemoで取り上げたいと思っています。
幾つか他の方にもご意見頂いておりますので、それを総合して考えてみたいんですね。
私もQED様のご意見に、おおむね同意するものです。
ただ、ならばラインハルトの軍事関連知識は自助努力で得たのか?という疑問が生じて、それだとラインハルトやキルヒアイスは途方もない天才、ということになります。
幼年学校卒ですぐに任官可能だった背景には、やはり貴族特権もありますし、皇帝の手心があることも間違いないとは思うのですが、知識に関しては特権で済む問題でもありませんし…。
自分の家で戦術論読んでるシーンがOVAにありましたが、そんなので艦隊指揮できるなら士官学校いらんわ、という風になりそうなので、その辺の整合性をつけたいなーと、幼年学校のあれこれについて考えている次第です。
つまり、ラインハルトが正規の中央軍で出世出来る軍人としてやっていくためには、幼年学校の教育課程の軍事教育の割合がある程度高くなければ、なんともおかしなことになる、という訳です。
主人公補正なんでしょうかね…。
とりあえず、お返事はまた後日改めていたしますね。
メッセージありがとうございました!
>霞月様
そうなんですよね、幼い頃に箱庭入りしていない限り、ラインハルトの友人になるハードルは途方もなく高いんですよね…。
片方が行けなかったら…というご想像は、本当にその通りだと思います。ラインハルトは絶対に一人で行かないと思う(笑) お前が行けないなら、俺も行かない!と言う場面が思い浮かびます。
本編二部04で、二人が令嬢から手紙を受け取る場面。手紙には連名の宛名にしてあります。
あそこ、おのおのに一通ずつ誘いの手紙を出すか否か迷ったんですね。あなたたち二人を個人的に誘っているんだよ、っていう趣旨で分けて手紙を出すのが普通だと思うんです。
けれど、連名になっているのは二人一緒じゃないと来ないだろうと考えたからです(笑)
まあ令嬢とラインハルトとキルヒアイスの交友がどうなるかは、本編をお待ち下さいませ!
メッセージありがとうございました!
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