限りなく私事です。
新聞を購読しているのですが、ここ一ヶ月、まれに配達忘れなのか郵便受けに新聞がないことがありました。
これが実は新聞泥棒であったことが発覚。
というのも、今月に入って四回は忘れ?があり、そのたび電話→再配達だったのですが、どうやら間違いなく新聞を入れたという配達の方の申し出と、隣室住人が新聞が消えた日に確かに早朝6時には私の部屋のドアポストに新聞が投函されていたのを目撃。(隣室の方も新聞を取りに早朝に戸外へ出る)
私が新聞を取ろうとした7時までの間に何者かが持ち去ったのでは…ということになりました。
たかが数百円の被害だけど無性に腹立たしく、一週間は早起きして犯人をとっつかまえてやろうと意気込んでいます。
くそー新聞泥棒め…許すまじ!
ところで、ラインハルト考について幾人かの方々が感想などを下さって、おお!と納得したので少しお話してみます。勝手に引用すみません。
話す前に、以下の話は批判とか貶しと言うわけではなくて、ラインハルトの作中の行動から、実はこいつはこんな奴だったのでは?と検討しているだけで、好き嫌いは別次元の問題ということを胸にお留め置き下さい。
・ラインハルト、空気読めない子供説
ラインハルト本人にこれといってコンプレックスが存在しなかったので、他人の痛みへの共感というか想像力が乏しかったのではないか、という話です。
ラインハルトは後の親友キルヒアイスとの初対面の際に、「ジークフリードなんて俗な名だ」という発言をしています。現代日本的感覚に翻訳すると、「太郎(or花子)なんて超ありきたりネームじゃん」と言われたようなものです。言われた本人がこれをコンプレックスにしていた際には、深く傷つくだろう、と。でもラインハルトは、何も悪いと思ってない(気付かない)から、事実を指摘したのみであるとしか認識できない。強いから人の痛みに鈍感というのは往々にしてありますね。
私が先日のメモで、なんでこんな簡単なことも~って思ってそうと記した部分に繋がると思うのですが、彼は凡人より遥か高みに位置する自分の主観や能力を基準にして物事を見ていたと思われることが多いので、思い遣りに欠ける発言をしがちだったのではないでしょうか。
で、子供の頃から無意識に毒を吐くうちに、周囲から聖人キルヒアイス以外は誰もいなくなった、と…。
ラインハルトは貴族を毛嫌いしつつも、しばしば貴族的な側面を垣間見せます。
キルヒアイスの様付け呼びをやめさせないところや、自分の方が階級が上であることを当然のような感覚でいるところに、キルヒアイスを下に見ている雰囲気が漂っていると個人的に感じられることがあります。
友情には様々な形がありますが、自らの優位性を常に疑わないラインハルトは、どこかで無意識に俺貴族、お前平民、の上下感覚が存在していたのではないでしょうか。
でも、ミューゼル家は貧乏で貴族の位階では最下級、それゆえ「俺を認めない貴族→不要なうじむし」な考えを持つに至ったのかもしれないですね。
で、平民に対しては俺が上!なオーラが滲み出ていたせいで嫌がられたり…あとご指摘では、美貌に対して周囲が揶揄するので抗おうとして暴力的になっていった、というお話もありました。
……友達、少なくなるよね(笑)
以下は、私のラインハルト観の一部。
私は、彼を能力合理主義者と考えています。
つまり、有能=善、無能=悪という考えの持ち主。
無能者の貴族を一掃し、有能な人を階級の差なく(けれど、もちろん自らの都合の良いように)登用する。(リヒテンラーデは有能だけど粛清されますしね)
私はこれに凄く違和感を感じていて、無能者の存在価値はないの!?と思ってしまうんですね。
10のタスクを実行するのに、1時間かかる人と、3時間かかる人がいる。効率が良いのは前者です。けれど、3倍の時間をかけた人は、1時間の人よりも別のことを発見する機会があったり、何か豊かな発想の持ち主かも知れません。
評価基準によっては、3倍時間かかるけど何か余剰生産物くっつけてくる人の方が有能とみえるかもしれません。
何が言いたいかというと、ラインハルトの評価基準の物差しが偏っていたのではないか、ということです。
語りすぎるとアレなので略しますが、彼は”自分が最も有能であるから”自らが皇帝になったという風な発想でいる雰囲気があって、それが私にはなんとも首を傾げざるをえない心境なんですね。
…なんかダメ出ししているように見えますが、銀/英/伝キャラは必ず欠点と美点を持たされていると思うので、今回はその片方の側面を記述したメモであるということでの発言です。
好き嫌いは(略)
あー、話がまとまらないけど眠いので今日はとりあえずここまで。
また後日にでも続きを…。
拍手やメッセージいただけて、感謝感激でございます。
ありがとうございます!
返信不要でのメッセージにもお礼申し上げます。
・誤字脱字は早速訂正しました。ご指摘ありがとうございます!
・池ポチャ2回の原因には犯人がいたりいなかったり。そのうちsideでお話したいです。ラインハルトとキルヒアイスも15歳以降は戦場練り歩きで、今しか遊べない少年時代…と見せかけて、令嬢が好きに引っ張り出して遊んでただけかも(笑)
新聞を購読しているのですが、ここ一ヶ月、まれに配達忘れなのか郵便受けに新聞がないことがありました。
これが実は新聞泥棒であったことが発覚。
というのも、今月に入って四回は忘れ?があり、そのたび電話→再配達だったのですが、どうやら間違いなく新聞を入れたという配達の方の申し出と、隣室住人が新聞が消えた日に確かに早朝6時には私の部屋のドアポストに新聞が投函されていたのを目撃。(隣室の方も新聞を取りに早朝に戸外へ出る)
私が新聞を取ろうとした7時までの間に何者かが持ち去ったのでは…ということになりました。
たかが数百円の被害だけど無性に腹立たしく、一週間は早起きして犯人をとっつかまえてやろうと意気込んでいます。
くそー新聞泥棒め…許すまじ!
ところで、ラインハルト考について幾人かの方々が感想などを下さって、おお!と納得したので少しお話してみます。勝手に引用すみません。
話す前に、以下の話は批判とか貶しと言うわけではなくて、ラインハルトの作中の行動から、実はこいつはこんな奴だったのでは?と検討しているだけで、好き嫌いは別次元の問題ということを胸にお留め置き下さい。
・ラインハルト、空気読めない子供説
ラインハルト本人にこれといってコンプレックスが存在しなかったので、他人の痛みへの共感というか想像力が乏しかったのではないか、という話です。
ラインハルトは後の親友キルヒアイスとの初対面の際に、「ジークフリードなんて俗な名だ」という発言をしています。現代日本的感覚に翻訳すると、「太郎(or花子)なんて超ありきたりネームじゃん」と言われたようなものです。言われた本人がこれをコンプレックスにしていた際には、深く傷つくだろう、と。でもラインハルトは、何も悪いと思ってない(気付かない)から、事実を指摘したのみであるとしか認識できない。強いから人の痛みに鈍感というのは往々にしてありますね。
私が先日のメモで、なんでこんな簡単なことも~って思ってそうと記した部分に繋がると思うのですが、彼は凡人より遥か高みに位置する自分の主観や能力を基準にして物事を見ていたと思われることが多いので、思い遣りに欠ける発言をしがちだったのではないでしょうか。
で、子供の頃から無意識に毒を吐くうちに、周囲から聖人キルヒアイス以外は誰もいなくなった、と…。
ラインハルトは貴族を毛嫌いしつつも、しばしば貴族的な側面を垣間見せます。
キルヒアイスの様付け呼びをやめさせないところや、自分の方が階級が上であることを当然のような感覚でいるところに、キルヒアイスを下に見ている雰囲気が漂っていると個人的に感じられることがあります。
友情には様々な形がありますが、自らの優位性を常に疑わないラインハルトは、どこかで無意識に俺貴族、お前平民、の上下感覚が存在していたのではないでしょうか。
でも、ミューゼル家は貧乏で貴族の位階では最下級、それゆえ「俺を認めない貴族→不要なうじむし」な考えを持つに至ったのかもしれないですね。
で、平民に対しては俺が上!なオーラが滲み出ていたせいで嫌がられたり…あとご指摘では、美貌に対して周囲が揶揄するので抗おうとして暴力的になっていった、というお話もありました。
……友達、少なくなるよね(笑)
以下は、私のラインハルト観の一部。
私は、彼を能力合理主義者と考えています。
つまり、有能=善、無能=悪という考えの持ち主。
無能者の貴族を一掃し、有能な人を階級の差なく(けれど、もちろん自らの都合の良いように)登用する。(リヒテンラーデは有能だけど粛清されますしね)
私はこれに凄く違和感を感じていて、無能者の存在価値はないの!?と思ってしまうんですね。
10のタスクを実行するのに、1時間かかる人と、3時間かかる人がいる。効率が良いのは前者です。けれど、3倍の時間をかけた人は、1時間の人よりも別のことを発見する機会があったり、何か豊かな発想の持ち主かも知れません。
評価基準によっては、3倍時間かかるけど何か余剰生産物くっつけてくる人の方が有能とみえるかもしれません。
何が言いたいかというと、ラインハルトの評価基準の物差しが偏っていたのではないか、ということです。
語りすぎるとアレなので略しますが、彼は”自分が最も有能であるから”自らが皇帝になったという風な発想でいる雰囲気があって、それが私にはなんとも首を傾げざるをえない心境なんですね。
…なんかダメ出ししているように見えますが、銀/英/伝キャラは必ず欠点と美点を持たされていると思うので、今回はその片方の側面を記述したメモであるということでの発言です。
好き嫌いは(略)
あー、話がまとまらないけど眠いので今日はとりあえずここまで。
また後日にでも続きを…。
拍手やメッセージいただけて、感謝感激でございます。
ありがとうございます!
返信不要でのメッセージにもお礼申し上げます。
・誤字脱字は早速訂正しました。ご指摘ありがとうございます!
・池ポチャ2回の原因には犯人がいたりいなかったり。そのうちsideでお話したいです。ラインハルトとキルヒアイスも15歳以降は戦場練り歩きで、今しか遊べない少年時代…と見せかけて、令嬢が好きに引っ張り出して遊んでただけかも(笑)
以下、拍手返信
2日
>理子様
お祝いのお言葉ありがとうございます。理子様や皆様のお陰で30万ヒットです。今後もよろしくお願いします!
>往復書簡のお話。ユリウス様には~の方
彼がどういう風に令嬢に親近感を覚えるか…というわけで、食事嫌いなユリウスの性質はどうなるかわかりませんが、令嬢にも頑張って貰いたいものですね。
うーん、そろそろこちらの続きも更新していく計画を練ります。
メッセージありがとうございました!
>凍夏九十郎
こちらこそ、一気にご覧下さってありがとうございます。
まだまだ完結までは先の長い話ですが、また続きを追い掛けて頂ければ幸いです。
>とりこさん
またまたー、お返事したい!させてください。むふ。
というか、あちらでのお話とかも色々語りたいので、その内またメッセが届いても引かないで下さいね(笑)
子供男子のコミュニケーションという発想、私にはなかったので目から鱗百枚くらい落ちました。
子供っぽさというのが、どうにもいい年(笑)な自分にはうまく想像つかなくて、弱点をつつく男の子社会なんて視点は思いもよらなかったです。
確かに、あの美貌を女顔うんぬん、妾になれ~てきにからかわれる場面も想像できます。ラインハルトも頑なになりそうです。
ただ彼は自信の美貌に興味がない、という原作の記述については私も覚えていて、揶揄の対象となってたら意識することもあるはずだけど、そうではないところがまたなんとも…わかんないですね。
あと、貴族的というか私は彼に、常に上から目線オーラを感じるのですが、これは能力主義によるところかも、と思ったりするわけです。で、ラインハルトは自分は有能という自負心が物凄くありそうなので、それ以外の無能など全て視界の外。キルヒアイスは唯一、ラインハルトの話についてこれて運動も出来てな完璧男なので、ラインハルトも認められる相手だった、とか…。
ラインハルトに人間扱いされるには、物凄く能力がないとダメだったりするのかな~と、とりこさんから頂いたメッセージを読み返しながら思ったのでした。
とりあえず…また、あちらにご連絡させて下さい(笑)
メッセージありがとうございました!
>マユミ様
ブラ家との交流がネックになるのは、ラインハルトとブラ家の対立が明確になるリップシュタット前後ではないかと思います。まだちょっと先のことなので、安泰?なのかどうなのか(笑)
アンネや男爵夫人の登場も予定しております。ご想像とは違う形になるかもしれませんが、登場をお楽しみにどうぞ!
メッセージありがとうございました!
>ヴィーゼさん家の家庭の事情。~の方
ユリウスの父ハインリヒについては、彼の立場からすれば…という観点から考えることは、もちろん可能です。なにを意図してそうしているのか、という部分も大事ですが、少なくともあの時点でユリウスの内心はああいう荒んだ感じであった、というお話でした。
父子の関係については、いずれ先の話で捕捉することもあるかと思います。…まだまだ先かもですが。
辿り着けるよう頑張ります。メッセージありがとうございました!
2日
>理子様
お祝いのお言葉ありがとうございます。理子様や皆様のお陰で30万ヒットです。今後もよろしくお願いします!
>往復書簡のお話。ユリウス様には~の方
彼がどういう風に令嬢に親近感を覚えるか…というわけで、食事嫌いなユリウスの性質はどうなるかわかりませんが、令嬢にも頑張って貰いたいものですね。
うーん、そろそろこちらの続きも更新していく計画を練ります。
メッセージありがとうございました!
>凍夏九十郎
こちらこそ、一気にご覧下さってありがとうございます。
まだまだ完結までは先の長い話ですが、また続きを追い掛けて頂ければ幸いです。
>とりこさん
またまたー、お返事したい!させてください。むふ。
というか、あちらでのお話とかも色々語りたいので、その内またメッセが届いても引かないで下さいね(笑)
子供男子のコミュニケーションという発想、私にはなかったので目から鱗百枚くらい落ちました。
子供っぽさというのが、どうにもいい年(笑)な自分にはうまく想像つかなくて、弱点をつつく男の子社会なんて視点は思いもよらなかったです。
確かに、あの美貌を女顔うんぬん、妾になれ~てきにからかわれる場面も想像できます。ラインハルトも頑なになりそうです。
ただ彼は自信の美貌に興味がない、という原作の記述については私も覚えていて、揶揄の対象となってたら意識することもあるはずだけど、そうではないところがまたなんとも…わかんないですね。
あと、貴族的というか私は彼に、常に上から目線オーラを感じるのですが、これは能力主義によるところかも、と思ったりするわけです。で、ラインハルトは自分は有能という自負心が物凄くありそうなので、それ以外の無能など全て視界の外。キルヒアイスは唯一、ラインハルトの話についてこれて運動も出来てな完璧男なので、ラインハルトも認められる相手だった、とか…。
ラインハルトに人間扱いされるには、物凄く能力がないとダメだったりするのかな~と、とりこさんから頂いたメッセージを読み返しながら思ったのでした。
とりあえず…また、あちらにご連絡させて下さい(笑)
メッセージありがとうございました!
>マユミ様
ブラ家との交流がネックになるのは、ラインハルトとブラ家の対立が明確になるリップシュタット前後ではないかと思います。まだちょっと先のことなので、安泰?なのかどうなのか(笑)
アンネや男爵夫人の登場も予定しております。ご想像とは違う形になるかもしれませんが、登場をお楽しみにどうぞ!
メッセージありがとうございました!
>ヴィーゼさん家の家庭の事情。~の方
ユリウスの父ハインリヒについては、彼の立場からすれば…という観点から考えることは、もちろん可能です。なにを意図してそうしているのか、という部分も大事ですが、少なくともあの時点でユリウスの内心はああいう荒んだ感じであった、というお話でした。
父子の関係については、いずれ先の話で捕捉することもあるかと思います。…まだまだ先かもですが。
辿り着けるよう頑張ります。メッセージありがとうございました!
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