メッセージで銀河帝国におけるメディア体制はどうなっているのか、というお話を頂いたので考えてみました。
基本的に、銀河帝国は絶対君主政なので言論統制必須でしょう。現実でも思想・信条・言論の自由が権利として認められたのは、民主主義以降のことですし。
報道機関がニュースを伝える=社会への市民参加という概念なさそうです。銀河帝国における民は『臣民』であって、主権のある人々ではなく皇帝の臣下扱いだから…。
というわけで、銀河帝国メディアは国営一択。内務省あたりが通信放送分野を握ってて、各省庁がガジェット発表をしているのでしょう。更に、貴族お抱え広報機関が領地ごとにありそうです。(オーディン発が中央の情報で、貴族の方は地方局みたいな感じかな?)
貴族は一家に一台は立体TVがあると思うのですが、放送が国営のみの状況で平民が各戸にTV持っているかというと、平民でも中流以上の家庭はともかく、一般的には5軒に一台とか、街の酒場に置いてあってみんなで視聴という形でもおかしくないかも。基本的にラジオが…ってレベルかもしれません。
ただ、戦争をしていて徴兵された人も多いし、平民でも情報欲求は高くて毎日必ずTVなりラジオなり視聴してるかと。
番組を作る際には、有領(土地持ち)貴族の権限で、好きな番組を編成できるかもしれません。だから令嬢がその気になれば、午後14時に子爵領だけで放送される領主様の3分クッキング!という枠を作ることも恐らく可能なのでは…と妄想してみる。
鳥印の提供~はフェザーンにおいてはありえそうです。同盟でもこっそり提供できるかも。
そもそも広告という概念がなければ放送業の収入が…という問題があり、帝国文化じゃ恐らくさほど広告は発達してない→口コミ一番って発想から寿司売る際にアマーリエに売り込みかけていた、という裏話もあります。
平民たちがテレビを娯楽として見ていたかと考えると、うーん、微妙な処です。国営テレビが頑張って宇宙大河ドラマ作ってたりすれば、あるいは娯楽として浸透している可能性も考えられます。
ソフトパワーで文化統制を重視するなら、たぶん制作してるでしょう。貴族かっこいい! 兵士は国のために戦うのが普通! 銃後の婦女子は報国のために産めよ増やせよ!という主張を散りばめた番組を(笑)
しかしフェザーンにおいては事情はかなり違っている可能性もあります。
商業都市なので広告もばんばん出るだろうし…おそらくフェザーン中央放送局みたいなのは潤沢な資金を持っていて、独自の番組を作れる? ですが、それを受信・視聴できるのはフェザーンに限られる、と。
ただフェザーンも基本的に帝国の一地方に過ぎないので、ベースは中央のオーディンから流れてくる情報を加工して伝えるという作業を行っていると思います。
というわけで、妄想100%でお送りしました。
ジークライヒ! ジークカイザー! 皇帝陛下の御代に栄光あれ!
(国旗が映って、画面暗転。次の放送はオーディン標準時刻午後17時からですというテロップが流れる)
素敵な銀河帝国国営放送クオリティ。
いつも拍手やメッセージ頂けて、励みになっております。
ありがとうございます!
基本的に、銀河帝国は絶対君主政なので言論統制必須でしょう。現実でも思想・信条・言論の自由が権利として認められたのは、民主主義以降のことですし。
報道機関がニュースを伝える=社会への市民参加という概念なさそうです。銀河帝国における民は『臣民』であって、主権のある人々ではなく皇帝の臣下扱いだから…。
というわけで、銀河帝国メディアは国営一択。内務省あたりが通信放送分野を握ってて、各省庁がガジェット発表をしているのでしょう。更に、貴族お抱え広報機関が領地ごとにありそうです。(オーディン発が中央の情報で、貴族の方は地方局みたいな感じかな?)
貴族は一家に一台は立体TVがあると思うのですが、放送が国営のみの状況で平民が各戸にTV持っているかというと、平民でも中流以上の家庭はともかく、一般的には5軒に一台とか、街の酒場に置いてあってみんなで視聴という形でもおかしくないかも。基本的にラジオが…ってレベルかもしれません。
ただ、戦争をしていて徴兵された人も多いし、平民でも情報欲求は高くて毎日必ずTVなりラジオなり視聴してるかと。
番組を作る際には、有領(土地持ち)貴族の権限で、好きな番組を編成できるかもしれません。だから令嬢がその気になれば、午後14時に子爵領だけで放送される領主様の3分クッキング!という枠を作ることも恐らく可能なのでは…と妄想してみる。
鳥印の提供~はフェザーンにおいてはありえそうです。同盟でもこっそり提供できるかも。
そもそも広告という概念がなければ放送業の収入が…という問題があり、帝国文化じゃ恐らくさほど広告は発達してない→口コミ一番って発想から寿司売る際にアマーリエに売り込みかけていた、という裏話もあります。
平民たちがテレビを娯楽として見ていたかと考えると、うーん、微妙な処です。国営テレビが頑張って宇宙大河ドラマ作ってたりすれば、あるいは娯楽として浸透している可能性も考えられます。
ソフトパワーで文化統制を重視するなら、たぶん制作してるでしょう。貴族かっこいい! 兵士は国のために戦うのが普通! 銃後の婦女子は報国のために産めよ増やせよ!という主張を散りばめた番組を(笑)
しかしフェザーンにおいては事情はかなり違っている可能性もあります。
商業都市なので広告もばんばん出るだろうし…おそらくフェザーン中央放送局みたいなのは潤沢な資金を持っていて、独自の番組を作れる? ですが、それを受信・視聴できるのはフェザーンに限られる、と。
ただフェザーンも基本的に帝国の一地方に過ぎないので、ベースは中央のオーディンから流れてくる情報を加工して伝えるという作業を行っていると思います。
というわけで、妄想100%でお送りしました。
ジークライヒ! ジークカイザー! 皇帝陛下の御代に栄光あれ!
(国旗が映って、画面暗転。次の放送はオーディン標準時刻午後17時からですというテロップが流れる)
素敵な銀河帝国国営放送クオリティ。
いつも拍手やメッセージ頂けて、励みになっております。
ありがとうございます!
以下、拍手返信
5日
>メックリンガーの絵はカール夫妻の目に~の方
残念ながらその通りです。彼がメックの絵を見ていたら、パトロン候補になりえたかもしれません。ですが、やはり歴史はメックを軍人の道を歩ませることになったようです。
>ぞな様
お忙しいと思いますのに、メッセージ頂けて嬉しいです!
10万ヒット記念SSお目見えはまだ先のことになりそうですが、コンラッドに頑張って貰うために色々仕込んでおります。いずれ何かの機会にじじ祭りはやるぞ~!と意気込んでおりますので、その際にはメルカッツ提督にもご活躍願いたいものです。
カイザーの食いしん坊万歳!のそばには令嬢がいるわけですね(笑) うまく食が彼らを繋いでくれればよいのですが、どうなることやらです。
メディアに関しては上述の通りです。私も以前に帝国メディアについて考えたのですが、政府公報としてしか成立しないだろう、という単純な結論に辿り着いてしまいます。民営は難しそうな政治体制ですから…。
カールとヨハンナは残念なことに随分と早く天に召されてしまいましたが、コンラッドは亡きカール夫妻の分まで、孫には愛情を注ぎそうです。どういった愛情の発露になるかは謎ですが。
メックの絵は後々、何かのきっかけになるかもしれませんが、今はひっそり子爵家のどこかに飾られることになりそうです。
令嬢IF未来として亡命というのは、とても面白いと思います。ただ、彼女が亡命するに足る何か大きな衝撃なりきっかけがないと、領地や領民を捨てての逃避行にはならないと思います。彼女の未来が平穏かどうかはオーディンのみぞ知る、ということで。まあ、どうなるにせよご期待は裏切らないのが令嬢クオリティです。どんな道も平坦ではありえない定めです(笑)
もしも話でシェーンコップと繋がるのは面白いですよね。ちょっと年表見てその未来ルートでのネタを考えておきます(フフフ)
コンラッドの名声が同盟でどう語られているか、という部分については、いつかどこかで明らかになるかもしれません。ですが、まだまだ先のことですね~歴史のページの未読部分はまだまだ多いです。
子爵~の世界を一緒にお楽しみ下さって、ありがとうございます。これからも末永くお付き合い頂けたらと思います。メッセージありがとうございました!
>ユリウスからのお返事が届いたということ~の方
一応は貴族の嗜みとして、カール夫妻は見事な喜びのワルツのステップを踏めると思いますよ(笑)
明子ねえさん! あれですね、柱の物陰からそっと娘の鍛錬(?)を見守る…実はその役割は乳母ゼルマのものだったりするのが子爵家の日常かもしれません。ヨハンナは朗らかで裏表があまりなさそうで、娘は自分を愛してる→隠し事なんてしない→覗いている必要なしというお気楽さがあるかも。
ユリウス来訪で本気になるのは、じーじだというご指摘は鋭いです。令嬢の婿に多大な関心を、カールたちとは違って領地の未来の面で、真剣に彼は考える立場です。口では人柄さえ~とか言ってますが、実際には令嬢の交友関係には探りを入れて結構相手のことを調べそう?
という訳で、じーじがユリウスをどう扱うかは、往復書簡の続きでご覧下さい(頑張ります!)
メッセージありがとうございました!
5日
>メックリンガーの絵はカール夫妻の目に~の方
残念ながらその通りです。彼がメックの絵を見ていたら、パトロン候補になりえたかもしれません。ですが、やはり歴史はメックを軍人の道を歩ませることになったようです。
>ぞな様
お忙しいと思いますのに、メッセージ頂けて嬉しいです!
10万ヒット記念SSお目見えはまだ先のことになりそうですが、コンラッドに頑張って貰うために色々仕込んでおります。いずれ何かの機会にじじ祭りはやるぞ~!と意気込んでおりますので、その際にはメルカッツ提督にもご活躍願いたいものです。
カイザーの食いしん坊万歳!のそばには令嬢がいるわけですね(笑) うまく食が彼らを繋いでくれればよいのですが、どうなることやらです。
メディアに関しては上述の通りです。私も以前に帝国メディアについて考えたのですが、政府公報としてしか成立しないだろう、という単純な結論に辿り着いてしまいます。民営は難しそうな政治体制ですから…。
カールとヨハンナは残念なことに随分と早く天に召されてしまいましたが、コンラッドは亡きカール夫妻の分まで、孫には愛情を注ぎそうです。どういった愛情の発露になるかは謎ですが。
メックの絵は後々、何かのきっかけになるかもしれませんが、今はひっそり子爵家のどこかに飾られることになりそうです。
令嬢IF未来として亡命というのは、とても面白いと思います。ただ、彼女が亡命するに足る何か大きな衝撃なりきっかけがないと、領地や領民を捨てての逃避行にはならないと思います。彼女の未来が平穏かどうかはオーディンのみぞ知る、ということで。まあ、どうなるにせよご期待は裏切らないのが令嬢クオリティです。どんな道も平坦ではありえない定めです(笑)
もしも話でシェーンコップと繋がるのは面白いですよね。ちょっと年表見てその未来ルートでのネタを考えておきます(フフフ)
コンラッドの名声が同盟でどう語られているか、という部分については、いつかどこかで明らかになるかもしれません。ですが、まだまだ先のことですね~歴史のページの未読部分はまだまだ多いです。
子爵~の世界を一緒にお楽しみ下さって、ありがとうございます。これからも末永くお付き合い頂けたらと思います。メッセージありがとうございました!
>ユリウスからのお返事が届いたということ~の方
一応は貴族の嗜みとして、カール夫妻は見事な喜びのワルツのステップを踏めると思いますよ(笑)
明子ねえさん! あれですね、柱の物陰からそっと娘の鍛錬(?)を見守る…実はその役割は乳母ゼルマのものだったりするのが子爵家の日常かもしれません。ヨハンナは朗らかで裏表があまりなさそうで、娘は自分を愛してる→隠し事なんてしない→覗いている必要なしというお気楽さがあるかも。
ユリウス来訪で本気になるのは、じーじだというご指摘は鋭いです。令嬢の婿に多大な関心を、カールたちとは違って領地の未来の面で、真剣に彼は考える立場です。口では人柄さえ~とか言ってますが、実際には令嬢の交友関係には探りを入れて結構相手のことを調べそう?
という訳で、じーじがユリウスをどう扱うかは、往復書簡の続きでご覧下さい(頑張ります!)
メッセージありがとうございました!
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