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2025/02/10 10:53 |
ハーモニー
かつおぶしと醤油の組合せってすごいと思うんだ…。
あ、あとプレーンヨーグルトに苺。ぷちぷち感がたまらん。
この世にはまだ見ぬ幸せが眠っている。

昨日の続き?
帝国側では貴族の婚姻には典礼省の許可が必要なようです。
というのは、アンネ友人のシャフハウゼン(だっけ)子爵夫妻の場合、妻は平民で子爵号持ちの夫は典礼省の役人に資産の半分くらいを積んで、ようやく妻を迎えられたそうです。
まあ、そういう許可ほしさに金積む意外にも、伝統的に典礼省の婚姻担当役人には仲人への礼金?ってな感じでお金渡してそう。そしてその地位は、お金がっぽがっぽだから垂涎の的だったり?
他に、フリードリヒ4世の先々代辺りの妾妃一杯かこって子供を百人近くもうけた皇帝にまつわる話で、皇族が降嫁する際に、迎える側の貴族は莫大な金額を上納しなきゃいけなかった…みたいな記述があったので、ここから話を発展させると、婚姻に際しそれぞれの家の間で何らかの金銭的交換が儀礼的に行われていた可能性もあります。ま、日本で言う結納みたいなものでしょうか。
だから金持ち貴族との結婚は、一時的にしろ大金を入手する機会にもなりえた…のかも。

ところで、もう一つご質問を頂きました。
5万記念SSの『序文』の末尾にある主人公の名前は、物語開始時点のものと同じです。これが、主人公は生涯独身だったのか、婿入りだったのか、嫁に行ったが子爵家の姓を名乗り続けたうちの、どれか?というご質問。
さて、どれでしょう? それは物語の最後に判るのかもしれません。判らないかも知れません。
仮に結婚しても○○・フォン・●●・ヴィーゼ(←あくまで仮定)のようになり、通名として元の姓を名乗り続けたかもしれません。あと、爵号の問題があります。主人公が爵位ホルダーとなった場合、ヴィーゼ伯爵夫人(これは夫がホルダーで、伯爵の妻という意)と呼ばれるよりは、●●子爵夫人(こちらは本人が爵位持ち)と呼ばれることが優先されるかも?
だけど、生涯独身を貫いたかもしれませんし、事実婚だったかもしれません。
貴族の血統の義務をどう処理したのか、果たして子爵家は新帝国歴の時代にも存続したのか、などなど、分岐点は色々ありますよねー。お楽しみどうぞ!

拍手やメッセージ、とっても励みになります!
ありがとうございます!

拍手[3回]

以下、拍手返信

16日
>往復書簡の中で、ユリウス君は随分と~の方
昨日の日記にあるとおり、博物館より前のお話になります。前振り長くてすみません(笑)

>霞月様
婚姻に関しては昨日のように考えております。いかがでしたでしょうか?
ちなみにローバッハのヘルムートは主人公のイトコにあたりますが、コンラッドの妻とローバッハ伯は異母兄弟だったりしそう。まあ、それでも3親等には変わりないか。困ったぞ(笑)
まあローバッハ的には合法的に乗っ取りできれば良いようなので、子を産まない前提で婚姻して爵位を委譲されたら離縁とかいう技も使えるかもしれませんし、どうなることやらです。
そしてユリウスは、果たしてお気楽脳天気夫妻とどのようなふれあいをするのか! こうご期待です(笑)
メッセージありがとうございました!


>いつも大変楽しく読ませて~の方
嬉しいお言葉ありがとうございます。
令嬢とのふれあいもそうなんですが、この話は密かに夫妻と爺の出番が普段より多いお話になるかもです。どういう反応なのかは…(フフフ)
疑心暗鬼を克服できるか否かは、子爵領の面々にかかっておりますね。トラに怯えたネズミを救うのは小鳥さんでしょうかね(笑)
そして…茶壺だったと、突っ込みで初めて知りました。そうだったのか…そうだったのかorz
生まれてン十年、恥を晒しておりました。知ってよかった。
メッセージありがとうございました!


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2010/01/18 02:24 | 雑記

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